CCNAを取得したのに、実機の前で手が止まってしまう。
そんな経験、ありませんか?
試験勉強では図や選択肢の中でネットワークを理解できても、実際のCLIで機器を設定する経験は、試験勉強だけでは積みにくいのが現実です。
そういった”実務との壁”を感じた経験がある方に、ぜひ手に取ってほしい本を書きました。
どんな本か
「Cisco Catalyst 9606R 実践設定ガイド~CCNAの知識を実務に変える~」
Cisco Catalyst 9606R(IOS XE Bengaluru 17.6.x対応)を題材にした、実践的なネットワーク設定ガイドです。
コマンドを羅列するだけの本ではなく、「なぜそう設定するのか」という背景と設計思想まで丁寧に解説しました。設定後の確認コマンド・実際の出力例・よくあるトラブルと対処法もセットで掲載しています。
すべてのコマンドはCisco公式コンフィギュレーションガイド(IOS XE Bengaluru 17.6.x)に基づいています。
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こんな方におすすめです
- CCNAを取得済みで、実機設定の経験を積みたい方
- CCNPを目指しており、実践的なコマンド操作を身につけたい方
- 業務でCisco Catalyst 9000シリーズを扱う予定がある方
- ネットワークエンジニアとしてのキャリアをスタートさせたばかりの方
- 資格はあるけど「現場で使える自信がない」と感じている方
全12章+付録の構成
本書は全12章+コマンドリファレンス付録で構成されています。
| 章 | テーマ |
|---|---|
| 第1章 | IOS XEの基礎操作(CLIモード・補完・設定保存) |
| 第2章 | 初期設定(ホスト名・バナー・SSH・NTP) |
| 第3章 | VLANとスイッチング |
| 第4章 | スパニングツリー(STP・RSTP・MST) |
| 第5章 | EtherChannel |
| 第6章 | レイヤ3設定(SVI・スタティックルート) |
| 第7章 | ダイナミックルーティング(OSPF・EIGRP・BGP) |
| 第8章 | セキュリティ設定(ACL・ポートセキュリティ) |
| 第9章 | DHCP・DHCPスヌーピング・IPv6 |
| 第10章 | 管理・運用(Syslog・SNMP・バックアップ) |
| 第11章 | トラブルシューティング |
| 第12章 | シャーシ型特有の操作と管理(9606R専用コンテンツ) |
| 付録 | コマンドリファレンス(A〜G全カテゴリー) |
9606R専用コンテンツが充実しています
この本の一番のこだわりポイントが、第12章「シャーシ型特有の操作と管理」です。
Catalyst 9606Rはシャーシ型(モジュラー型)スイッチなので、フィクスド型スイッチでは学べない概念がたくさんあります。
- シャーシ構造の理解:6スロット縦構成(Slot1-2がスーパーバイザ、Slot3-6がラインカード)
- show moduleの読み方:各スロットのStatusフィールドの意味と対処法
- スーパーバイザ冗長化(SSO/NSF):「STANDBY HOT」の確認方法とフェイルオーバーの仕組み
- 環境モニタリング:温度(GREEN/YELLOW/RED)・電源・ファンの監視コマンド
- OIR(活性挿抜):
hw-module slot stopを使った安全な取り外し手順 - StackWise仮想の基礎:SVLの概念とVLAN 4094予約の注意点
「シャーシ型スイッチを実務で扱うなら絶対に知っておきたい」という内容を1章丸ごと使って解説しています。
執筆していて気づいたこと
このブログでは「Cisco Catalyst 9606R 初期設定シリーズ」として全7回の記事を書いてきましたが、Kindle本の執筆はその比ではない情報量になりました。
記事を書くとき意識するのは「読者がざっくり理解できること」ですが、本を書くときに意識したのは「読者が手を動かして、実際に動かせること」です。この違いはかなり大きくて、たとえば
- コマンドだけでなく「その出力の読み方」まで解説する
- 「設定したのにpingが通らない」という状況を想定してトラブルシューティングを書く
show ip interface briefのadministratively downとdownの違いを丁寧に区別する
こういった「現場で詰まるポイント」を先に知っておける本にすること、それが一番大事にしたことです。

Kindle Unlimitedでも読めます
本書はKindle Unlimitedに対応しています。すでにUnlimited会員の方は、追加費用なしでお読みいただけます。
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気に入っていただけたら、レビューをいただけると次の本を書く励みになります。よろしくお願いします!
おわりに
「ITをもっと身近に」をテーマに書いているこのブログですが、Kindle本という形で一歩踏み込んだコンテンツをお届けできることになりました。
ブログ記事は「入口」、Kindle本は「深く学ぶ場」として、両方うまく使っていただけると嬉しいです。
引き続きショーランをよろしくお願いします!
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