CompTIA Project+の勉強を進めていると、「本番ってどんな問題が出るの?」「自分の理解度はどのくらい?」と気になってきますよね。いちばんの確認方法は、実際に問題を解いてみることです。
この記事では、私が独学合格者として作成した練習問題のうち、10問を無料で公開します。すべてPK0-005の4択形式で、各問に正解と解説をつけています。4つのドメイン(概念・ライフサイクル・ツール・IT/ガバナンス)からバランスよく選びました。
まずは何も見ずに解いてみて、自分の弱点を確かめてください。解説まで読めば、それだけでも良い復習になります。
- CompTIA Project+ 練習問題(全10問・解説つき)
- Q1.(概念)プロジェクトを「定常業務」と区別する本質的な要素はどれか?
- Q2.(概念)収益,000・コスト,000のROIはいくらか?
- Q3.(手法)デイリースクラムに関する正しい説明はどれか?
- Q4.(手法)カンバンとスクラムを最も明確に区別する特徴はどれか?
- Q5.(スコープ)WBSの「ワークパッケージ」の説明として正しいものはどれか?
- Q6.(スケジュール)クリティカルパスについて正しいものはどれか?
- Q7.(リスク)リスク登録簿について正しい説明はどれか?
- Q8.(ツール)バーンダウンチャートの縦軸と横軸として正しいものはどれか?
- Q9.(変更管理)CCB(変更管理委員会)の役割として正しいものはどれか?
- Q10.(IT・ガバナンス)スプリントレトロスペクティブが目指すことはどれか?
- 10問、いかがでしたか?
- 練習問題を最大限に活かす勉強法
- まとめ
CompTIA Project+ 練習問題(全10問・解説つき)
各問、最も適切なものを1つ選んでください。正解と解説は問題の直下に掲載しています。
Q1.(概念)プロジェクトを「定常業務」と区別する本質的な要素はどれか?
A. 繰り返し行われる
B. 多くの部門が関与する
C. 明確な終わりを持つ一時的な取り組み
D. コストが発生する
正解:C プロジェクト最大の特徴は「一時性」。目的達成またはキャンセルで終了します。定常業務は終わりなく繰り返されますが、プロジェクトには必ず始まりと終わりがあります。
Q2.(概念)収益,000・コスト,000のROIはいくらか?
A. 80%
B. 25%
C. 32%
D. 125%
正解:B ROI=(40,000−32,000)÷32,000×100=25%。プラスのROIなので、このプロジェクトは財務的価値を持ちます。計算問題は本番でも出ます。
Q3.(手法)デイリースクラムに関する正しい説明はどれか?
A. 開発者が毎日最大15分で翌日の作業計画を立てるミーティング
B. 全ステークホルダーが参加する1時間の会議
C. 週1回の進捗確認会議
D. スプリント冒頭に一度だけ実施する全体計画会議
正解:A デイリースクラムは開発者が毎日最大15分で行う短い計画ミーティング。スクラムマスター・POの参加は任意で、ステークホルダーは参加しません。
Q4.(手法)カンバンとスクラムを最も明確に区別する特徴はどれか?
A. カンバンの方がチーム規模が大きい
B. スクラムはソフトウェア以外には使えない
C. カンバンはチームに専任コーチが必要
D. 固定スプリントサイクルがなくWIP(進行中作業数)制限が核心
正解:D カンバンの核心はWIPの制限であり、スクラムのような固定スプリントサイクルを持ちません。継続的なフローで作業を処理します。
Q5.(スコープ)WBSの「ワークパッケージ」の説明として正しいものはどれか?
A. プロジェクト全体の概要文書
B. チームの役割分担表
C. WBS上のこれ以上分解しない最小の作業単位で、スケジュール・担当者割り当ての基本単位
D. 週次の進捗報告書
正解:C ワークパッケージはWBSの最小単位。この単位が明確になることで、見積もり・スケジューリング・担当割り当てが可能になります。
Q6.(スケジュール)クリティカルパスについて正しいものはどれか?
A. 最もコストがかかる経路
B. フロートがゼロのタスクをつなぐ最長経路で、この遅延がプロジェクト全体の遅延に直結する
C. 最もリスクが高い経路
D. PMが最優先で管理する経路
正解:B クリティカルパスはフロートがゼロのタスクで構成される最長経路。このパス上の遅延は、そのまま完了日の遅延に直結します。
Q7.(リスク)リスク登録簿について正しい説明はどれか?
A. プロジェクト全体を通じてリスクを記録・追跡し続ける文書で、常に最新の状態に更新する
B. 問題が発生してから初めて作成する
C. プロジェクト開始時だけに作成する
D. PMOのみが参照できる
正解:A リスク登録簿は最初から最後まで継続的に更新する文書。新リスクの追加、ステータス変更、顕在化した問題への対応記録などを管理します。
Q8.(ツール)バーンダウンチャートの縦軸と横軸として正しいものはどれか?
A. 縦軸:累計コスト、横軸:チームメンバー数
B. 縦軸:完了した作業量、横軸:ストーリーポイント
C. 縦軸:残作業量、横軸:スプリントの期間(日数)
D. 縦軸:バグ数、横軸:リリース回数
正解:C バーンダウンチャートは縦軸が残作業量・横軸が日数。理想ラインと実績ラインを比較し、スプリントの進捗を一目で把握できます。
Q9.(変更管理)CCB(変更管理委員会)の役割として正しいものはどれか?
A. プロジェクト遂行中に発生した変更要求を審議・承認する
B. スプリントプランニングを行う
C. チームメンバーを選定する
D. プロジェクト憲章の誤字を修正する
正解:A CCBは変更要求の審議・承認・却下を行う組織。プロジェクト憲章の変更(誤字含む)はスポンサーの管轄で、別物です。
Q10.(IT・ガバナンス)スプリントレトロスペクティブが目指すことはどれか?
A. チームの作業方法・協働の仕方を振り返り継続的に改善すること
B. 次のスプリントのゴールを設定すること
C. リリース日を決定すること
D. 完成したプロダクトをステークホルダーに見せること
正解:A レトロスペクティブは「自分たちの働き方をどう改善するか」を話し合う場。プロダクトの話ではなく、プロセスと人間関係の改善に集中します。
10問、いかがでしたか?
スラスラ解けた人は、かなり仕上がっています。逆に、4〜5問しか取れなかった人は、用語の理解がまだあいまいかもしれません。Project+は「用語の意味を正確に押さえているか」で差がつく試験です。
「もっと解いて本番の感覚をつかみたい」という人のために、私は本番形式の練習問題を250問収録した対策本を出しています。今回の10問と同じく、全問に詳しい解説つきです。
【PR】続きを解きたいなら(本番形式250問+テキスト+用語辞典)
『CompTIA Project+ PK0-005 一発合格テキスト』
Amazonで見る(Kindle Unlimited対象)
日本語の教材が少ないProject+だからこそ、「テキストで理解 → 250問で演習 → 用語辞典で総仕上げ」が一冊で完結する形にまとめました。Kindle Unlimited対象なので、対象会員の方は追加料金なしで読めます。
練習問題を最大限に活かす勉強法
問題を解くときは、正解した問題も「なぜ他の選択肢が違うのか」まで説明できるかを確認してください。間違えた用語はメモして、自分だけの弱点ノートを作ると、直前の総復習が一気に楽になります。
具体的な勉強法や、私が独学・約1週間で合格したときの流れは、別記事で書いています。
👉 CompTIA Project+に合格した勉強法と教材の話【独学・約1週間】
👉 CompTIA Project+のおすすめ教材・選び方
👉 CompTIA Project+とは?出題範囲・取得価値を解説
まとめ
練習問題は、Project+対策で最も効果の高い学習法のひとつです。
- まず解いて、自分の弱点を知る
- 正解の理由・不正解の理由まで説明できるようにする
- 間違えた用語は弱点ノートにまとめる
- 本番の感覚をつかむには、繰り返し演習が効く
今回の10問で手応えをつかめたなら、あとは演習量を積むだけです。あなたの合格を応援しています。
▶ 本番形式250問で総仕上げ
『CompTIA Project+ PK0-005 一発合格テキスト(完全攻略テキスト+実力確認問題250問+重要用語辞典)』
※掲載した練習問題は、本番の出題範囲に沿って筆者が独自に作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。試験仕様は変更される場合があるため、受験前にCompTIA公式でご確認ください。



コメント