これから受ける人が気になるところを、実際に取得した立場からまとめます。
私は現役のインフラエンジニアで、G検定に合格済みです(生成AIパスポート・DX検定も取得)。この記事では、G検定の勉強法と、受けてみて分かったコツを正直に解説します。
先に結論を言うと、G検定は公式テキストで範囲をつかみ、問題集を繰り返し、用語に慣れるのが王道です。範囲は広いですが、しっかり対策すれば独学でも十分合格できます。
G検定とは(試験概要)
G検定(ジェネラリスト検定)は、日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する、AI・ディープラーニングの知識とビジネス活用を問う検定です。エンジニア向けの実装資格(E資格)と違い、「AIを理解して活用する」リテラシーを示すのが特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 日本ディープラーニング協会(JDLA) |
| 形式 | オンライン自宅受験(会場受験「G検定 Onsite」もあり) |
| 問題数 | 約145問(2026年より。従来は160問) |
| 試験時間 | 100分(2026年より。従来は120分) |
| 受験料 | 一般13,200円/学生5,500円(税込) |
| 合格率 | 約70〜80% |
| 出題傾向 | AI・ディープラーニングの知識と活用。近年は生成AI(LLM・Transformer)の出題が増加 |
合格率は7〜8割と高めですが、これは「対策した人が受かっている」結果です。範囲が広いので、無対策では足元をすくわれます。
合格に必要な勉強時間の目安
前提知識によりますが、目安は次のくらいです。
| あなたのタイプ | 勉強時間の目安 |
|---|---|
| AI・統計が初めて | 30〜50時間 |
| IT・基礎知識あり | 20〜30時間 |
1日1時間なら、3〜4週間が現実的なラインです。
G検定の勉強法(4ステップ)
ステップ1:公式テキストで全体像をつかむ
まずは範囲を把握します。JDLAの公式テキスト(通称シロ本)で、AI・機械学習・ディープラーニングの用語と流れを一通りインプットします。最初は完璧を目指さず、ざっと通読でOKです。
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ステップ2:問題集を繰り返し解く
G検定は用語と概念の理解が勝負です。問題集(通称クロ本=徹底攻略シリーズなど)を繰り返し解き、間違えた問題を中心に2周・3周します。読むより解くほうが、短期間では効率的です。
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ステップ3:用語を整理する
知らない用語は、自分の言葉でメモして弱点ノートを作ります。特に生成AI(Transformer、LLM、拡散モデルなど)まわりは出題が増えているので、最新トピックは重点的に押さえましょう。
ステップ4:自宅受験の“環境”を準備する
G検定はオンライン自宅受験なので、手元で資料やWeb検索を参照できます。
ただし問題数が多く時間に余裕がないため、「調べれば解ける」と油断すると最後まで終わりませんし、実力を測るうえでもカンニングはしないようにしましょう。
私の体験談
私の場合、公式テキストを通読 → 問題集を繰り返す、という王道で対策しました。
ITの基礎はあったので、用語の暗記が中心でした。受けてみて感じたのは、「広く浅く、でも用語は正確に」が問われるということ。一つひとつは深くないものの、知らない用語が出ると手が止まります。だからこそ、問題演習で用語に慣れておくことが効きました。
合格して良かったのは、AI関連の会話に用語でついていけるようになったこと。インフラが本業でも、AI・DXの素養があると、業務の幅とキャリアの選択肢が広がります。
おすすめの教材
教材は「公式テキスト+問題集」の2冊に絞るのが王道です。あれこれ手を出すより、この2冊を繰り返すほうが効率的でした。
- 公式テキスト:範囲の全体像をつかむ用(最新版・生成AI対応かを確認)
- 問題集(徹底攻略シリーズ等):演習の主力。繰り返し解く
※購入時は、最新のシラバス・生成AIの出題増加に対応した版かを必ず確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q. G検定は文系・未経験でも受かりますか?
受かります。実装ではなく知識・活用が中心なので、文系でも対策すれば十分です。
Q. 自宅受験でカンペは使っていい?
オンライン自宅受験のため手元資料の参照は可能ですが、時間が厳しいので頼りすぎは禁物です。
Q. E資格とどちらを受けるべき?
まずG検定で土台を作り、実装に進みたい人がE資格へ、という順が一般的です。
Q. 有効期限はありますか?
G検定の合格自体に期限はありません(再受験は不要)。
G検定の出題範囲(ざっくり全体像)
G検定は、AI・ディープラーニングの幅広い知識を問う試験です。
範囲は大きく、
- 人工知能の定義と歴史
- 機械学習の手法
- ディープラーニングの手法(CNN・RNN・Transformerなど)
- AIの社会実装・法律・倫理
に分かれます。近年は生成AIやAIをめぐる法制度の出題も増えています。範囲が広いぶん、深追いより「用語を広く押さえる」戦略が有効です。
教材選びで失敗しないポイント
G検定の教材選びで大事なのは、次の3点です。
- 最新シラバスに対応しているか。AI分野は変化が速く、古い版のテキストでは最新の出題に対応できません。
- 問題集が充実しているか。G検定は問題演習の量が合否を分けます。テキストだけでなく問題集は必須です。
- 王道の組み合わせか。公式テキスト(通称・白本)で全体像をつかみ、問題集(黒本など)を周回する流れが鉄板です。
迷ったら「公式テキスト1冊+問題集1冊」から始めれば十分です。あれこれ買い足すより、同じ問題集を繰り返すほうが効果的です。
独学スケジュール例(1〜2か月)
- 1〜2週目:公式テキストを通読(完璧を目指さず全体像をつかむ)
- 3〜5週目:問題集を繰り返し、間違えた用語はテキストに戻って確認
- 6〜7週目:模擬問題で仕上げ、法律・倫理分野を最終確認
G検定は自宅受験で、大量の問題を制限時間内に解きます。用語を「見た瞬間に意味が浮かぶ」レベルまで、問題演習で慣らしておくのがコツです。
まとめ
- G検定はAIの知識・活用を問うリテラシー検定(2026年より100分・145問)
- 公式テキストで範囲把握→問題集を繰り返す→用語整理が王道
- 自宅受験だが時間は厳しい。カンペは“最終手段”
- 生成AI(LLM・Transformer)の出題増に注意
- 文系・未経験でも、20〜50時間の対策で十分狙える
G検定は、AI時代のリテラシーを示す最初の一歩として最適です。正しい教材で繰り返せば、独学でも十分に合格できます。あなたの合格を応援しています。
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※試験仕様(問題数・時間・受験料・シラバス)は変更される場合があります。受験前にJDLA公式サイトで最新情報をご確認ください。
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